あの日あの時

3月11日

炬燵に寝転んで ラジオを聴いていた

ラジオから 突然の 地震警報

がばっと起き上がるや 揺れ始め ラジオが棚から落ちてきた

出口確保と いつものように玄関ドアへ

この揺れは 数年前 震度6を立て続けに経験したときとは 違う!

ドアノブを持ったまま10階のフロアにへたり込む 

ただ ただへたりこみ

なんで こんなに 長いの と大声で叫んでいた


恐ろしい揺れ いろんな破壊音 叫び声  

家具か 食器類か リビングからも聞こえてくる

周りの建物は倒壊していない だいじょうぶといいきかせ

恐怖におののきながら ただただ 揺れが収まるのを待つ

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